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ポンジスキーム?みんなのクレジットを金融庁が行政処分で大混乱

カテゴリ:投資ニュース

ポンジスキーム?みんなのクレジット金融庁が行政処分で大混乱

ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)業界の中でも、キャッシュバックキャンペーンの開催などで何かと話題になっていた「みんなのクレジット」に、証券取引等監視委員会が金融庁に行政処分を行うように勧告したという衝撃のニュースが入ってきました。

2016年の年末に金融庁の検査が入った後、源泉徴収税の改善やシステムのリニューアルが確認できたみんなのクレジット。運営が改善されたと思われた矢先の出来事に、当サイトでも紹介し、今でも実際に投資をしている業者だったので戸惑いが隠せないのは事実です。

今回はそんな行政処分の勧告を受けたみんなのクレジットについて、証券取引等監視委員会が公開した報告書から見えてきた運営実態などについて最新情報をまとめてみました。

金融庁へ行政処分の勧告

では証券取引等監視委員会が金融庁に行政処分を行うように勧告したという、2017年3月24日のニュースの内容を確認したいと思います。

証券取引等監視委員会は24日、金融商品取引法に基づき、みんなのクレジット(東京・渋谷)を行政処分するよう金融庁に勧告した。同社はインターネットを通じて個人投資家によるベンチャー企業などへの小口融資を仲介する「ソーシャルレンディング」を手掛けている。みんなのクレジットは実際の貸付先が親会社とグループ会社へ集中しているなど、出資者への説明に誤解を招く表記があった。

日本経済新聞より一部引用

この日は朝の5時からNHKなど様々なニュースで取り上げられており、このニュースを聞いた時は驚愕しました。何といっても管理人は現在みんなのクレジットで投資の最中だからです。

実際に運用も順調で、もうそろそろ償還に近づいてきているなと思っていた矢先の出来事だったので、こんな衝撃的なニュースを耳にするとは思ってもみなかったというのが本音なところ。みんなのクレジットは今までの実績を見ても貸し倒れ件数0件、成立募集額も40億円を突破しており、業界内でも話題の業者でした。

また、みんなのクレジットの社長白石伸生氏は日経ビジネスや産経Bizなど数々の有名メディアのインタビューに登場しており、当サイト管理人もこれだけ有名な営業者であるということ、金融庁の免許も取得しているということが確認できたので利用できる業者だと思い、投資していました。しかし、本当にまさかこんなことになるとは、今回ばかりは裏切られたという感情が強いです。

みんなのクレジットの運営実態

そして証券取引等監視委員会が発表した報告書の内容から見えてきた、みんなのクレジットの運営実態についてその危険すぎる内容が明らかになってきました。

証券取引等監視委員会が公開したみんなのクレジットの運営実態

※画像は証券取引等監視委員会の報告書より

これは証券取引等監視委員会の報告書の中にあった参考資料の図ですが、これを見る限りでもかなり悪質な運営体制というものが分かると思います。全て取り上げると量が多くなるので、この中でも管理人が特に驚愕した問題点を取り上げたいと思います。

驚愕1:返済が困難な財務状況のグループ企業に資金を貸し出し

まず、みんなのクレジットは不動産事業者へ貸し出しと言って資金の募集を行っていましたが、貸し出していたのはほとんどがグループ会社で、しかも多額の赤字を抱えていた債務超過状態の企業へ資金を貸し付けていたということに驚愕しました。

基本的にソーシャルレンディングは融資先となる企業の審査は非常に厳しく行われているのが当たり前ですが、まさか返済が危ういグループ企業へ私たちのお金を貸し付けていたとは、これが本当なら許せないことです。

ソーシャルレンディングには匿名組合契約の問題があって、私たち投資家が投資先の企業の名前を知ることができないというのはリスクでもありますが、金融庁が許可をしている営業者(第二種金融商品取引業、貸金業の免許取得)がそんな悪質なことをしているとはあまり思っていなかったので、個人的に詰めが甘かったと反省しています。

しかし、投資家や金融庁さえも見えない実態があったということで、今後ソーシャルレンディング業界自体に匿名性の問題という課題が残ることになったのには違いないでしょう。

驚愕2:出資金がキャンペーンや他ファンドの償還に充当された!?

そしてみんなのクレジットで人気を博していたキャッシュバックキャンペーンですが、まさか投資家が投資した出資金がそのままキャンペーンに充てられていたというのも衝撃です。また、その出資金はキャンペーン以外にも他のファンドの償還に充てられていたこともあったようで、もう話にもなりません。

これは預かったお金を運用をせずにそのまま配当に充てるポンジ・スキームで詐欺の手口の一つだと言えるのではないでしょうか?実際に管理人もキャッシュバックをもらったことがありますが、このように投資家を騙すような方法でもらったと分かった今、全然嬉しいものではなくなりました。

驚愕3:白石社長が自身の口座に出資金を送金!?

そして一番驚愕したのが、みんなのクレジットの社長の白石伸生氏が個人の口座に資金を送金していたということ。出資金は適切に分別管理されていたのではなかったのか!?と言いたくなる嘘のような実態ですが、まさかあれだけ有名なメディアでインタビューなどにも顔をだしていた社長の白石氏が投資家のお金を個人の口座に送金していたとは…。

実際に報告書には下記のようなことが書かれていました。

白石代表は、当社が甲に貸し付けたファンド出資金について、甲の社員に指示を出し、自身の預金口座及び自身の債権者に送金させている状況が認められた。

証券取引等監視委員会の報告書より引用

非常に悪質です。過去にクラウドバンクが適切に分別管理を行っていなかったことで、金融庁から行政処分の命令を受けたことがありましたが、そんなレベルの問題ではありません。

クラウドバンクはその後、システムを改善し、今や募集額100億円を超える営業者へと成長を遂げましたが、みんなのクレジットに関しては今後業務停止どころの問題では済まされなくなってくる可能性が濃厚です。

投資しているお金はどうなる?

そして投資家として気になるのが今投資しているお金のこと。当サイト管理人も昨年からみんなのクレジットで投資を行っており、現在も1案件を運用中です。しかし、みんなのクレジットの恐ろしい運営実態が見えてきた今、お金が返ってくるのか不安で仕方ありません。

そこでネットで情報を調べていたところ、実際にみんなのクレジットに電話で問い合わせたという方を発見しました。

投資金は返済されるのか
この問いに対し、みんなのクレジットが回答した結果は、現在運用中のファンドに関しては遅延や損失が発生することはないとのこと。このように投資家としては安心する回答が返ってきましたが、実際に行政処分が下されるまでは不透明な部分があります。今はこの回答を信じて資金が返ってくるのを待つしかありません。

クラウドファンディング総合比較より一部引用

このようにみんなのクレジットから得られた回答としては、現在運用中の案件に関しては特に問題なく運用されるとのことです。

しかし、いくらみんなのクレジットでこのような回答が得られたとは言え、証券取引等監視委員会が発表したように債務超過状態となっている返済能力の低い営業者に資金を回していたという悪質な実態を考えると、資金が戻ってくるのかはあやふやなところ。

もう怒りを通りこして呆れてしまいますが、この方が言っているように、今は投資金が戻ってくることを祈って待つしかないということでしょう。

ソーシャルレンディングは危険なのか?

そして今回のみんなのクレジットで問題視されるのが、ソーシャルレンディング自体が危険だと思われることです。

以前当サイトにも「ソーシャルレンディングの危険性について教えて下さい」という質問がありました。そこで管理人はあくまでも個人の意見として、ソーシャルレンディング自体は危険な投資先ではないと回答をしています。

その時に運営会社の信用性には注意が必要だということにも触れていますが、今回のみんなのクレジットのような危険な運営を行っている営業者が混じっていることが問題であり、実際に長年の運営実績を持つmaneoや、伊藤忠商事が株主としてバックについているクラウドクレジットなど、健全な運営を行っている営業者もあるわけです。

そんな中、みんなのクレジットのような危険な運営体制をとる業者のせいで、ソーシャルレンディングはやっぱり危ない投資先だと思われてしまうのは非常に残念なことに感じます。

みんなのクレジットが公式サイトで行政処分について言及

そしてみんなのクレジットの公式サイトを確認したところ、行政処分についての情報が掲載されいていたので追記します。みんなのクレジットが発表したコメントは下記の通り。

みんなのクレジットが公式サイトに行政処分について言及

※画像はみんなのクレジット公式サイトより転載

このコメントの中にもあるように、現在運用中のファンドは予定通り運用されるとのこと。また、募集中のファンドに関しても運用を予定しているとのことですが、この状況で本当に大丈夫なのか?と管理人としては不安に思う部分も…。

しかし、前述したように指摘された白石氏への送金と財務状況が困難な企業への貸し付けに関しての言及もありますが、一体なにが本当なのか、管理人自身も混乱している状況です。金融庁からの正式な行政処分の内容が発表されてからもう少し詳しい情報を記載したいと思います。

金融庁が正式に行政処分を発表!

行政処分の勧告から約1週間、ついに金融庁からみんなのクレジットへ正式な行政処分の発表があったようです。その結果、下記のような処分が下されることとなりました。

・業務停止命令
平成29年3月30日から同年4月29日まで新規ファンド、投資家募集の禁止

・業務改善命令
投資家保護に万全の措置を行うこと、運営体制の見直し改善など

このようにみんなのクレジットは約1ヶ月間は業務を停止することが決まりました。むしろもっと処分が重くなるのかと思っていましたが、業務停止と改善命令のみ、しかも1ヶ月という短期間だったのには驚きです。

ちなみに現在投資しているファンドや、投資金については出金の受付、通常通り分配も行われるとのことだったので、その点に関しては安心することができました。そのため、無事に現在投資しているファンドが償還されたら一度出金して資金を引き上げようと思います。

※最新:白石伸生氏が社長辞任を発表!

そして最新ニュースが飛び込んできました。なんとこの行政処分の件をきっかけに、みんなのクレジットの代表取締役である白石伸生氏が社長を辞任するとのこと!

公式サイトには「代表取締役白石伸生から、お詫び及びご報告」という名で、白石伸生氏のコメントと今回の行政処分の責任をとって辞任するとの発表が!今後は新体制で運営を行っていくとのことですが、果たしてその信頼は取り戻せるのでしょうか?

代表が変わり、新しい運営体制となるみんなのクレジットが、今後どのように生まれ変わるのかしばらくは様子を見ながら待ちたいと思います。

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