投資型と購入型の違いは?クラウドファンディングの種類を比較
カテゴリ:初心者ガイド

あなたはクラウドファンディングと聞いて何を思い浮かべますか?
面白いサービスやまだこの世にない新商品の開発、はたまた事業性資金の調達など人それぞれ思い浮かべることは違うと思いますが、そんなクラウドファンディングの中でも日本で特に大きな市場を占めているのが投資型、続いて購入型のクラウドファンディングです。
では一体この2種類のクラウドファンディングは何が違うのか?このページでは購入型と投資型クラウドファンディングの違いについて分かりやすくまとめました!
購入型クラウドファンディングとは?

それではまずは購入型クラウドファンディングについて説明します。
購入型クラウドファンディングとは夢や目的のために資金調達を行う個人や団体に出資することで、リターンとして完成した商品やサービス、ガジェットなどを手に入れることができるという仕組みのクラウドファンディング。
出資者は購入型クラウドファンディングサイトを通して、事前購入のようなカタチで気に入った商品(リターン)に出資して、そのプロジェクトが資金調達に成功したらリターンを受け取ることができます。
そして、そんな購入型クラウドファンディングの運営サイトとして世界的にも有名なのが米国で誕生したキックスターター(Kickstater)。キックスターターから生まれたまだこの世にない新商品は、日本でも度々TwitterやYahooニュースなどに取り上げられて話題となっています。
投資型クラウドファンディングとは?

そして、その一方で投資型クラウドファンディングとは、別名(貸付型・融資型クラウドファンディング、ソーシャルレンディング)ともよばれるクラウドファンディングのこと。
出資者(投資家)は投資型クラウドファンディング運営業者を通して、事業性資金を借りたい事業者や個人へ資金を貸し出します。そこで金銭的なリターンとして事業者が返済する際に生じた金利(利息)を分配金として受け取ることができるという仕組みです。
よって投資型クラウドファンディングには金銭的なリターンが発生しますが、購入型クラウドファンディングには金銭的なリターンが発生しないという部分がこの2種類の大きな違いとなります。
日本におけるクラウドファンディングの市場規模は?
そしてこの購入型と投資型ですが、矢野経済研究所によると2016年度の国内クラウドファンディングにおいては、投資型(貸付型・融資型)クラウドファンディングが約404億円(前年度比25.5%増)の見込みで最も大きな市場を占めていることが分かっています。

※画像は矢野経済研究所より転載
続いて、購入型クラウドファンディングが約58億円(前年度比81.3%増)で2番手。よって前述したようにSNSでの拡散力や新商品などの話題性があるため、日本でも利用者が多いのは購入型だと思われがちですが、意外と投資型クラウドファンディングの市場規模の方が大きいということが分かっているということです。
さらに国内におけるクラウドファンディング全体の市場規模も477億8,700万円と、右肩上がりで拡大傾向にあるので、投資型・購入型とともに今後ますますクラウドファンディングという言葉の認知度が高まることが予想されます。
目的に合わせてクラウドファンディングを使い分ける!
よって同じクラウドファンディングという言葉でも、その種類によって内容は大きく変わるので商品やサービスなどのリターンが欲しいのであれば購入型、金銭的リターンとして金利収入を得たいのであれば投資型というように自分の目的別にクラウドファンディングを使いわけましょう!
また、当サイトでは初心者向きの投資型クラウドファンディング業者も紹介しているので、新しい資産運用・投資に興味がある人は参考にして下さい。
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