安全性が高いと評判のオーナーズブックで遅延や貸し倒れはないのか?

ソーシャルレンディング業者の中でも不動産案件に特化しており、さらに比較的に投資家からの信頼性や、案件の安全性が高いことでも人気があるオーナーズブック(OwnersBook)。
そんなオーナーズブックでは、本当に今まで返済遅延や貸し倒れが起きたことはないのか?気になったので調査してみました!
もくじ
そもそも、なぜオーナーズブックの評判は高いの?

しかし、返済遅延や貸し倒れの話をしていく前に「そもそもオーナーズブックのどんなところが信頼性と安全性が高いと言われているの?」と思いますよね。
実は、オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル株式会社は、公式サイトで財務状況や実績の公開を行っています。そのため、第三者である投資家からの信用が高いと言われている理由としては、サイト上でも会社の透明性がはっきりと分かるということが挙げられるでしょう。
そして、オーナーズブックの安全性についてですが、オーナーズブックには不動産のプロである、不動産鑑定士の免許を持った社員の方々が多く在籍しています。その不動産のプロが徹底的に案件を審査し、厳選をすることで安全性の高い案件をオーナーズブックに掲載することができるのです。
さらに、もう一つの理由として、オーナーズブックではあえて利回りを低くすることによって安全性を高めていることが挙げられます。それは、利回りが高くなればなるほど、借り手に負担がかかり返済能力の低下、そして貸し倒れリスクが高くなってしまうからです。
よって、オーナーズブックは利益を重視している投資家にとっては物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、安全を重視している投資家には嬉しいですね。以上のことからオーナーズブックは信頼性と安全性が高い業者だと言われています。
ただし、オーナーズブックにもリスクはある…!
ただし、オーナーズブックも金融商品である以上、リスクが存在します。いくら信頼性と安全性が高いと言っても、リスクがなくなるわけではありません。
それではどんなリスクが考えられるのかと言うと、特に投資家にとって起きてほしくないリスクが「返済遅延」と「貸し倒れ」です。
返済遅延は予定日より遅れて返済されること。そして、貸し倒れは会社の倒産や借り手の返済能力がないことによって投資金が全額失われるか、担保つきの案件への投資をしていた場合は一部の投資金しか返済されないリスクになります。
どちらも投資金に関わるリスクなので避けて通りたいですね。では、この2つのリスクは安全だと言われているオーナーズブックで起きたことがあるのでしょうか。また、その時どのような対策をとったのか調査してきました。
オーナーズブックの返済遅延と貸し倒れについて調査!

オーナーズブックで返済遅延または貸し倒れが起こったことがあったのか、調査した結果。オーナーズブックがサービスを開始した2014年9月から2017年8月の現在に至るまで、どちらのリスクも起きていませんでした。
この結果から考えられることは、運営会社であるロードスターキャピタルが不動産鑑定士をはじめ、不動金融業界の最前線でキャリアを長年積み上げてきた経験豊富なメンバーが在籍していることに関係してくるのではないでしょうか。
オーナーズブックで掲載する案件の全てを不動産のプロが厳選する際、社内に在籍している不動産鑑定士だけでなく外部の不動産鑑定士からも調査してもらっているのです。
よって、二重のチェックをすることにより案件の精度を高めた結果、安全な案件を投資家に提供でき、現在までリスクが起きなかったと言えるのではないでしょうか。
しかし、いくら不動産のプロが安全性を重視して案件を厳選していても、貸し倒れリスクを完全に回避することはできません。なぜなら、貸し倒れはどうなるか読みにくいリスクだからです。
もしかしたら、オーナーズブックもいずれ貸し倒れが起こってしまう可能性もあります。では、貸し倒れが起こったらどうなるか次の項目でみてみましょう。
もしオーナーズブックで貸し倒れが起きたらどうなる?

では、オーナーズブックで最大のリスクである貸し倒れが起きたらどうなるのか。オーナーズブックの場合は、全案件に担保がついているので、投資して貸し倒れが起きた場合は一部の投資金が返済されます。
一部だけ返済ということは残りの投資金はオーナーズブックが返済してくれるの?と考える方もいるでしょう。しかし、オーナーズブックは投資家と借り手の仲介業者になるので、オーナーズブックが投資家に返済することはありません。
貸し倒れ発生時のオーナーズブックの対応は?
ではもしも貸し倒れが発生したら、オーナーズブックはどのような対応をしてくれるのでしょうか?
オーナーズブックには全案件不動産担保がついているため、担保となる不動産を売却して借り手から投資家の資金を回収します。先程、オーナーズブックは投資家に資金を返済することはないと言いましたが、資金の回収はオーナーズブックが行ってくれるというわけですね。
では一体どのくらいの資金が返ってくるのか?オーナーズブックでは仮に貸し倒れが起こった場合でも、LTV率(借入比率)が約8割となるように案件を生成しているので、十分に資金が返済されることが考えられます。
しかし、それだけ案件の安全性が高ければ、利回りが下がってしまうという弱点もあるので、収益性を重視している方にはデメリットになってしまうかもしれません。
オーナーズブックの利回りと安全性の関係について、資金回収の詳しい解説については下記の記事にも詳しく書いているので、気になる方は参考にしてみて下さい。
オーナーズブックの貸し倒れリスクを軽減する方法は?

オーナーズブックの全案件に担保が設定されているからといって安心してはいけません。投資家も貸し倒れリスクを軽減するために、投資する際に対策をしておきましょう。
貸し倒れを軽減させるために投資家ができることは、分散投資をすること。オーナーズブックは不動産案件を扱っているわりに、最低投資金が1万円からと低い設定金額となっています。
よって全ての投資金を同じ投資先に入れるのではなく、1万円からの少額投資を利用し、投資先を複数に分散投資することによって、貸し倒れリスクを軽減させることが可能です。分散投資についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてみて下さいね。
オーナーズブックの遅延・貸し倒れに対する調査結果
今回の調査でオーナーズブックでは、過去に一度も返済遅延、貸し倒れが起きていないことが分かりました。(※2017年8月調べ)
よってこの調査結果からも、オーナーズブックの安全性や信頼性が高いと評判になっている理由の一つとしては、今までに返済遅延そして貸し倒れが起きていないということも大きく関係しているのかもしれません。
しかし、その結果を出したのは他でもない、ロードスターキャピタルのスタッフの方々の活躍があってこそでしょう。不動産について長年の経験をもとに、高い技術と専門知識を持っていなければ、安全性の高い案件の提供はできなかったのではないでしょうか。
そして、ここまで返済遅延や貸し倒れなく案件の提供ができたということは、オーナーズブックの強みです。これからも投資家に信用されている業者として頑張って欲しいですね。
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