安全性調査!maneoで遅延や貸し倒れが起きたことはある?
カテゴリ:マネオ(maneo)の業者情報!口コミ・評判まとめ

ソーシャルレンディングサービスを日本で初めて開業した会社、maneo(マネオ)。
現在では業界最大手まで上り詰め、ソーシャルレンディングを知っている人ならば、maneoを知らないという人はいないのではないでしょうか。それほどソーシャルレンディングの中でmaneoは有名な業者なのです。
また、maneoの魅力的な特徴として、数万円からの少額投資ができること、利息は毎月分配されるなど様々な魅力があり、投資未経験者や経験者まで人気があります。
そんな人気のあるmaneoや、他のソーシャルレンディングの業者を利用するにあたって、投資家がもっとも避けたいリスクが貸し倒れです。
貸し倒れとは、投資したお金の一部あるいは全てを失ってしまうソーシャルレンディングで最大のリスク。主な原因として挙げられるのは、投資先が返済できなくなると返済遅延が発生し、そのまま返済がされなくなってしまうことです。
では、実際にmaneoでは返済遅延や貸し倒れが起こったことがあるのでしょうか。人気のある業者だからこそ、気になりますね。早速、返済遅延や貸し倒れがあったのか見てみましょう。
もくじ
maneoの返済遅延について調査!

始めに、maneoが過去に返済遅延あったのか調べてみました。調べた結果、2017年3月に3案件の元利金の未回収が発生していたのです。
maneoで起きた返済遅延の内容
上記でお話したようにmaneoでは2017年3月に3案件の返済遅延が発生しました。下記にあるファンドは返済遅延となったファンドです。
事業性資金支援ローンファンド43号
事業性資金支援ローンファンド44号
事業性資金支援ローンファンド51号
上記の返済遅延が発覚したファンド、実は1度の調査で3案件も返済遅延だとわかりました。当時、maneoを利用していた投資家は返済遅延を知って、貸し倒れになるのではと不安だったのではないでしょうか。
この件についてmaneoは、状況把握に努めているようですが、元利金の回収については不明の状況のようです。しかし、今後あらゆる手段で元利金の回収を試みると明かしています。
さらにmaneoは公式サイトで返済遅延の詳しい内容について報告をしているので、気になる方は確認してください。
返済遅延の回収はどうなってる?
現在(2017年7月31日)はどのように元利金の回収は進んでいるのでしょうか。maneoの公式サイトをを再度調査してみると、今後の状況報告についてという項目に下記のことが書かれてありました。
4.今後の状況報告について
該当投資家の皆様には、
①回収の進捗状況等につきまして、定期的にメールにてご報告いたします。
②「my maneo」内の「メッセージ」にも同内容を掲載いたします。
該当しない投資家の皆様には、
①「マーケット情報」ページの「事業性ローンデフォルト発生金額 推移」にて状況報告をさせていただく予定です。
②また、回収の進捗についても、不定期で「お知らせ」にてお伝えさせていただく予定です。
3案件に投資していない投資家やmaneoを利用していない人にも状況を知ることができるということで、maneoのマーケット情報をチェックして見ると画像が掲載されていました。

上記の画像の説明をすると、どのくらい延滞中の返済額や案件数が残っているかという表です。その説明を踏まえてもう一度画像を見て下さい。現在も3案件ともに全額の返済が済んでいないのが分かります。
返済遅延がmaneoの公式サイトに公開されたのは2017年3月、そして現在は2017年7月と4ヶ月経過していますが、かなりの金額が返済されていません。maneoは元利金の回収に苦戦しているのでしょうか。
現在どこまで返済が進んでいるのか知りたいところですが、定期的にその情報を知ることができるのは該当者のみのようです。
私は該当しないので公式サイトからの情報のみが頼りなのですが、不定期でお知らせが公式サイトに掲載されるようで、現在は今後の状況報告についてしか把握することが出来ませんでした。
お知らせが掲載され次第、こちらで追記報告をしていきます。
maneoの貸し倒れ実態について調査!

さて次は貸し倒れについてです。maneoは過去に貸し倒れが発生したことがあったのでしょうか。その真相を知るために徹底的に調べました。
調査したところ、maneoがまだソーシャルレンディングサービスを始めた頃、企業向けのソーシャルレンディングサービスではなく、個人向けのサービスを行っていたのです。
個人向けのソーシャルレンディングサービスは2008年~2011年まで行っていましたが、貸し倒れが多数発生し、多くの投資家の方々が返済されないという状況になりました。
その状況が続き、投資家からの信用もmaneoの運営も傾きかけていましたが、2012年に個人向けサービスは終了。その後、中小企業を対象としたサービスが始まり、現在まで貸し倒れは発生していません。さらに今では業界最大手と言われるほど、maneoは安定した業者になったのです。
maneoの貸し倒れリスクを軽減する方法は?
貸し倒れのリスクを軽減するには、案件に担保がついているものを選ぶ事が重要になります。担保がついていれば、全額または一部の資金を返済されることが可能です。しかし、maneoの案件の中には担保がついていない場合があるので、担保があるかないかをしっかり確認してから投資をしましょう。
さらに、maneoの魅力として冒頭で紹介した少額投資も貸し倒れリスクを軽減させる方法の1つとしておすすめしています。
投資先を1つに絞らず、複数の投資先に少額投資と分散投資をしましょう。投資先のどこかで貸し倒れが発生しても、分散投資をしていれば全ての投資金を失うことなく、損失が軽減されます。
maneoの貸し倒れについての感想
過去に貸し倒れが多数発生したことにより、一度は投資家からの信用と運営が傾いていたmaneo。
ですが、貸し倒れの原因であった個人向けサービスを停止して、新たに中小企業向けのサービスを開始することによって案件は順調に進み、投資家から信用してもらえたと、maneoの代表である瀧本社長がmaneo公式サイトで発言しています。
個人向けのサービスを停止しただけでなく、maneoが掲載している案件には担保が付いているものもあるので、その効果も大きいのではないでしょうか。
しかし、貸し倒れは軽減することが可能でも完全に回避することはできません。maneoも万が一貸し倒れが発生してしまうということもあります。その時が来ないことを祈るばかりです。
ですので、投資する時は案件に担保がついているのか、少額投資や分散投資を駆使して投資に挑戦しましょう。
maneoで貸し倒れが発生!?
平成29年8月17日、maneoの社長である瀧本さんがブログで同年3月末に発生した返済遅延について追加報告をしています。
なにか進展があったのでしょうか。ブログより一部抜粋してきたので確認してみましょう。
本年の3月末に延滞となった案件も、
債務者会社の破産や、連帯保証人の破産がありましたが、
抑えとしていた担保不動産の売却が進んでおり、現在のところは、元本の全額回収見込みとなっています。
(現在の見込みであり、こういうことは最後まで分かりませんので、正式には回収後に改めてご報告する予定です)該当投資家の皆様には、月に2回程度、進捗状況をお伝えしています。
ご心配、ご迷惑をおかけしており、申し訳ありません。2011年4月以降、maneoでは累計で800億円程度を運用させていただき、
投資家の皆様に延滞となっているのは上記の件だけです。その他の600億円程度については、問題なく回収をし、分配(償還)をさせて頂いております。
上記の瀧本社長が言っているように、投資で起こりうるリスクは先が読めません。さらに担保の売却が順調に進んでいけば元本の全額回収の見込みがあるとのことなので、しっかりと回収し投資家へ償還して欲しいですね。
元本の全額回収!
2017年10月6日、maneoの社長、瀧本さんのブログより遅延してしまった案件の最終報告が掲載されていました。以下の内容は瀧本社長のブログより、一部抜粋してきたものになります。
担保に取っていた不動産が売却となり、
1.貸付元本の全額
2.デフォルト時までの利息
3.デフォルト時から今までの遅延損害金の一部を回収することができました。maneoは、担保権(抵当権)を不動産の第2順位として登記しました。
競売もかけましたが、今回は任意売却で不動産を売却できました。
今回、裁判所に選ばれた弁護士の立会いの下で行われましたので、公正なものです。該当投資家の皆様には、 遅くとも今から1か月以内には、規定に従って分配・配当をさせて頂く予定です。
該当投資家の皆様には、ご心配・ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。
また、本案件に該当していない投資家の皆様にもご心配をおかけしました。maneo、瀧本社長のブログより一部引用
残念ながら遅延損害金を含めた完全回収とはいかなかったようですが、元本の全額は無事に回収することができたことは、よかったと管理人も安心しました。
投資のリスクは回避することは不可能ですが、軽減することができます。リスクを軽減させるために、案件に担保がついているものを選択したり、投資先を分散して投資する分散投資をするなど対策をとって投資に挑戦しましょう。
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