ラッキーバンクとオーナーズブックの違いは?

ラッキーバンク(LuckyBank)とオーナーズブック(OwnersBook)は、それぞれ不動産関連のファンドを取り扱っており、似たような印象を受けますが、ラッキーバンクは不動産開発事業、オーナーズブックは不動産投資と言う事もあり、若干ファンドの目的が違うのです。
今回はラッキーバンクとオーナーズブックを比較しながら、各業者の案件の特徴などを紹介していきます。
もくじ
ラッキーバンクとオーナーズブックを比較して見てみよう!

では、ラッキーバンクとオーナーズブック、各業者の案件の特徴を紹介します。
ラッキーバンクの特徴
冒頭でお話したように、ラッキーバンクは不動産開発事業を重点に取り扱っており、特徴としては案件の利回りが高いことです。
そんな、ラッキーバンクの投資利回りは、年6%~10%(税引前)、収益は毎月分配であるため、ちょっとしたお小遣い得る感覚で投資することができます。
口座開設や維持手数料、取引手数料も無料である事から、投資信託による維持コストが全くかからないため、自分が思っていた以上に配当額が多いことに満足することでしょう。
ちなみに、現在不動産ファンドを取り扱っている業者が増えてきているのですが、なぜこんなに増えてきているかについて、一つは街の再開発が理由と言われています。
東京において今は、鉄道会社が街の開発などに力を入れている事もあり、その理由として鉄道沿線に魅力を感じなくなれば人々は住もうと思わず、利用者数が減少することによって、鉄道会社の収入が減少する事で会社として経営が減益になる懸念があるため、街の再開発に力を注いでいるのです。
将来、人口が減少していくことがわかっている事から、不動産デベロッパーと関係作りをし、街に魅力を持たせたい狙いもあります。
今まで不動産開発には銀行からの融資が必須となっていましたが、今では一部をラッキーバンクなどのソーシャルレンディングに提出する事で融資を繋げやすくなってきたのもあり、不動産開発にソーシャルレンディングが役に立っているとも言えるでしょう。
今後ソーシャルレンディングを通しての融資に伴い、将来のオリンピックや外国人観光客相手のインバウンド事業に成功のためにもラッキーバンクはさらにその役目を一役買うようになっていくと思われます。
そして、ラッキーバンクは累計調達金額が130億円突破し、年々その額は右肩上がりになっていることから、利用してみたい方や、ファンド数が増えてきているようです。
しかし、ラッキーバンクが、高利回りで投資する人には人気がある面、反対に最低投資額が少々高めとなっているため、ファンドでの投資可能金額が6万円~10万円程度となることから、1万円からの分散少額投資を心がけている方にとってはちょっとした投資がしづらいかもしれませんね。
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オーナーズブックの特徴
オーナーズブックは、1万円からの少額投資ができるソーシャルレンディングとして有名です。
ファンドはラッキーバンクのような不動産開発をメインとしておらず、不動産投資分野を中心に投資家にサービスを提供しています。
ファンドの募集は、他のソーシャルレンディング業者より少ないというデメリットはありますが、募集したファンドはほとんど満額成立を果たしており、投資した額をしっかりと利回りをつけて償還させることには、安全性が高いとも言えますね。
その理由として、オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル株式会社の社員は、不動産のプロ集団。その不動産のプロ達がオーナーズブックに掲載する案件を厳選しているため、案件の安全性と信頼性の高さから投資家に人気が高いと言えるでしょう。
つまり、不動産に対して詳しい専門家がいることから、総合的に投資案件を調査し、回収できるのか将来性を見極めることに優れている事から、投資家には見えない安心感を与えてくれているのです。
その安心感からなのか、オーナーズブックの会員数が10,000人突破、1年で約3.2倍に増加したと運営会社である、ロードスターキャピタルが公式サイトにて発表しています。
さらに今まで、貸し倒れリスクが0件であるために、ある一定の信頼感を得ている投資家は継続してオーナーズブックを利用し続ける事でしょう。
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オーナーズブック
クラウドファンディングを通して1万円から不動産投資に参加することができるオーナーズブック。実績を持つ不動産のプロが目利きした物件に、まるでオーナーになった気分で投資できるのが最大の魅力!
共通点は、全案件に不動産担保付き!?
ラッキーバンク、オーナーズブックそれぞれの案件の特徴を見てきて、不動産ファンドを取り扱っている共通点が見られましたね。しかし、さらに両業者には、ある共通点があったのです。それは、両業者とも不動産担保が全案件についていることでした。
投資する側としては、全案件に担保が設定されているとわかると、何か貸し倒れが生じた時の投資金の全額消失をイメージすることなく、保証があると安心して投資することができます。
ソーシャルレンディング投資で、一番リスクを感じるのが貸し倒れであるため、一部のファンドだけに担保があるというわけでなく、これらの業者のファンドに投資したらすべて担保があると断言できることから業者としての信頼感もアップしますね。
上手に分散投資をしていきましょう!

ラッキーバンクとオーナーズブックはそれぞれ、不動産関連のファンドを取り扱っていますが、目的が違うため競合するようなことはなさそうです。
むしろ、両業者とも運用成績がいいため、ラッキーバンクの利回りの良さを利用しつつ、少額1万円から投資ができるオーナーズブックを利用する事で、カンパニーリスクを抑える資産運用として、両業者を分散投資で利用してもいいかもしれませんね。
貸し倒れが0件を維持し続ける事で、定期的な配当が見込める事から将来への資金に不安を残すような事がなくなってくるため、これらのソーシャルレンディングは積極的に利用したいと思えます。
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