ラッキーバンクで投資する魅力とデメリットは?

日本でも今広がりを見せている投資法であるソーシャルレンディング(別名投資型クラウドファンディング)。その運用会社の一つにラッキーバンクという会社があります。創立は2014年とまだまだ新しい会社ですが、2017年4月現在で80億円以上もの出資金を集めるなど、ソーシャルレンディングの運用会社としては業界でも有名な存在となっています。
なぜラッキーバンクがこれほどまでに人気を集めているのか、投資の安全性はあるのかなど、気になる点に迫ってみましょう。
もくじ
実際に投資してわかったラッキーバンクの魅力

ラッキーバンクをはじめとしたソーシャルレンディングはとにかく「非常に簡単」であることが最大の魅力です。不動産投資は運用の手間はそれほどかかりませんが、物件の購入は最低でも1ヶ月は必要ですし、利益が得られるようになるには3ヶ月は必要でしょう。
株やFXは口座を開設して、運用資金を振り込めば投資自体は10日ほどで始められますが、そこで確実に利益を出せるようになることは、どんな熟練トレーダーでも不可能です。
FXでは日本と他国の金利差を使って、確実に金利を得ていくスワップ金利という投資法もありますが、レバレッジを掛けて他国の通貨を購入しないと大きな利益になりませんし、これも結局為替相場の変動リスクの影響を大きく受けます。
しかしラッキーバンクの場合は非常に簡単、投資なのでリスクはありますが、ほぼ確実に利益を得ることが可能です。会員制サイトに登録し、自己資金を振り込み、そして案件の公開日にそれぞれの案件にいくら資金を提供するかを決めるだけです。
そして分配金の分配日がくれば、口座にお金が入ってくるという仕組みになっています。非常に簡単かつ着実に収益を出すことができます。
その他にもあるラッキーバンクのメリット

ラッキーバンクの魅力は、確実に早く利益を得られることだけではありません。その利益の額も大きなものになっています。
ラッキーバンクで公開されている案件は、主に一年あたりの利回りが8~10%と非常に高い水準と言えるでしょう。これは他のソーシャルレンディング運用会社(maneoのような大手業者)の案件よりも高く、一般的な不動産投資などでも、現金で物件を購入しても利回りは8%あればかなり良い方と言われます。
不動産投資の場合利回りが高いものは、非常に価格が安く設定されている代わりに、物件としての魅力や競争力が低いものばかりであり、実際にはまず収益を生み出すことができません。貸し出す相手がいないのです。
FXや株の取引は自分次第では、利回りは何百%にもなりますが、そんな成功を何年も継続してできる人がまずいないばかりか、大半の人が資金をなくして退場してしまうケースばかりです。利回りどころか損失を出してしまうことのほうが多いでしょう。
高収益かつ着実に収益を増やしていける投資ができるのが、ラッキーバンクによるソーシャルレディングと言えるでしょう。
ラッキーバンクで投資する際のデメリットは?

いい話ばかりに聞こえるラッキーバンクですが、もちろん実際に投資を始めてみないとわからないデメリットやリスクもあります。それを以下に列挙していきましょう。
案件の数がそれほど多くなく、投資自体ができないこともある
ラッキーバンクは高利回りの案件を揃えることを特徴としています。これは投資家にとっては非常に魅力的であり、それだけに多くの投資家から注目を集め、資金も投入されているのです。
そんな人気の高さだけに、最近では投資案件が出てきても、一瞬で投資金額が埋まってしまう現象が続いています。会社としても高収益な案件を探してくるのは骨が折れるものであり、1ヶ月に5~10本が今の平均的な投資案件数になっています。
それぞれ数千万円の投資枠があるのですが、それも投資案件の一般公開から10分もあればほぼ埋まってしまいます。何日の何時から案件が公開されるのかは、メールできちんと公開されるのですが、その時間にパソコンの前にいられるとも限らず、人気の高さがかえって仇になってしまっている側面があります。
長期案件が多い
ラッキーバンクの投資案件の大半は1年半から2年といった期間で運用されるものになっています。比較的ソーシャルレンディングの中でも運用期間が長めのものが集まっており、長期間自動的に収益が入ってくることはメリットにもなりますが、人によってはその期間内に破綻の可能性がある、資金の回転率が悪くなるという懸念をするという場合もあります。
この手の考え方は人それぞれであり、サラリーマンのような投資に時間を避けない人間にとっては、放置をしていればいいだけですが、専業の投資家にとってはやや利用しづらいと感じる面もあるようです。
全ての案件が中期~長期というわけではありませんが、短い期間で運用を繰り返していきたい方や短期運用から始めたい初心者の方は、他の営業者の案件にも目を向けてみるといいでしょう。
▼最短2ヶ月!運用期間が短い案件が多い業者
CrowdBank(クラウドバンク)
破綻(貸し倒れ)になった案件は今のところなし
気になる投資破綻リスクですが、幸いにラッキーバンクでは会社の業務開始以降、公開案件で破綻したものは1件もないと公開されています。ラッキーバンクの投資案件は全て不動産を担保としているので、一定の資金回収は可能ですし、資金減少リスクはまず投資家よりもラッキーバンクが負う、といったシステムとなっています。
そのため、FXなどの通常の投資と比べてみると、投資家にとってはこれ以上安全性が高い投資法はないのではないかとも言えるでしょう。
まとめ
ラッキーバンクは低リスク、それでいてミドルリターンという安全性と高収益を両立しています。ソーシャルレンディング営業者としても人気が加熱し、今ではなかなか案件に投資をするのが難しくなっていますが、事業を拡大中だけに、どんどん案件を増やしてくることも期待できるでしょう。
一方で、ソーシャルレンディングの性質上短期間で大金を稼ぐといった事はできません。少ない資金で、尚且つ短期間で利益を求めるのであれば、それ相応のリスクが伴う資産運用に手を出す必要があります。
資産運用方法としてどちらが正しいのかという意見は投資家によって様々ですが、自分に合っている運用方法が「リスクが高くても短期で稼げるもの」なのか、「リスクが低くても時間をかけてしっかり稼ぐもの」なのかをしっかり検討したうえで資産運用方法を選ぶように心掛けましょう。
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