クラウドクレジットのカメルーン案件!一体どんな投資先なの?

クラウドクレジット(CrowdCredit)は海外の投資ファンドに国内から投資ができることから人気が出てきているソーシャルレンディング会社。その投資ファンドの中でも、カメルーンに投資するファンドがあります。
カメルーンの投資ファンドの最大のメリットは“高利回り”です。だからと言って、そもそもカメルーンってどんな国なのかわからない!という方もいると思うので、そんなカメルーン初心者に対して今回はカメルーンファンドの魅力について紹介していきたいと思います。
もくじ
カメルーンってどんな国?

カメルーン共和国は、中部アフリカに位置する共和国家です。経済においては2013年のGDPは約279億ドルであり、日本の佐賀県と同じ経済規模になります。
経済成長率は2015年には5.80%、2016年には4.80%になっていて、2015年の世界の経済成長率は前年度比で日本が0.539%の180位に比べ、カメルーンは5.800%で27位になっており、世界的に見れば、成長している部類の国と言えるでしょう。
カメルーンファンドの魅力とリスク
クラウドクレジットを通してカメルーンファンドに投資する時にそのメリットは何かというと、何といっても期待利回りが高いと言う面です。平均10~13%程の利回りが期待できると言われ、これは投資家にとっては魅力的とも言えます。
ソーシャルレンディングは銀行の金利とは比較にならない程高いリターンが期待できるということから人気の高い投資法ですが、クラウドクレジットは国内の事業者だけに投資するその他の業者と比べても、海外投資ということで特に高いリターンが期待できるのが魅力的な営業者です。
しかしながら、投資なので当然リスクもあります。利回りが高いという反面で、海外ということから治安面などにも気をつけなければなりません。そのため、日本よりも国のリスクでもあるカントリーリスクが少し高めだと言えるでしょう。
カメルーンの地域によっては危険地域があり、その地域に行くのであれば渡航を控えるよう外務省が注意突起をしている場所もあります。それでも世界的にも成長が上位である事からビジネスチャンスがあり、投資マネーがカメルーンに向かっていることを考えると、投資を全くしないよりかは高利回りのリターンが狙えるチャンスなので、それを逃すのは勿体無いと言えるでしょう。
カメルーンファンドで遅延が発生!?
しかし、高利回りを狙えるクラウドクレジットのカメルーン中小企業支援ファンドですが、残念なことに遅延が発生している案件があるのも事実です。遅延の概要としては日本の投資家資金をもとにクラウドクレジットが提携している企業Ovamba社が融資した4社のカメルーン中小企業のうち、1社に返済遅延が生じました。
4件のうち3件は期限通りに返済されましたが、残りの1社が遅れを生じ、その1社の融資総額が34.6%も占めていたそうです。そのことからもOvamba社がその企業に期待していたことが分かりますが、遅延ということで投資家にとってはショックな出来事だと言えます。
よって遅延を起こした企業は実質貸し倒れの状態であるため、今後クラウドクレジットがどれくらいすみやかに資金を回収できるのかが課題となってくるでしょう。投資家にとっては貸し倒れという状態からどれくらい自分に投資資金が返ってくるのかいち早く知りたいところ。
プレスリリースによれば、融資にあたっては担保を取っており、その評価額に対しては116.7%と算出されています。クラウドクレジットから見ると返済日は遅れていても資金を全額回収できるのではないかと見込んではいるようですが、この担保の資産を売却して現金化にすることにできるのが2017年5月に発表されるそうなので正式な発表があるまではどうなるか見守っておくしかないでしょう。
このことからも高利回りで安全性が高いソーシャルレンディングであるとは言え、やはり投資にはリスクがあるということを忘れてはいけないということが分かります。
カメルーンファンドに投資するのは難しい?

では遅延が発生してしまったカメルーンファンドに「今後投資するのは難しいのか?」と言うとそうでもありません。遅延は発生しましたが、だからと言って全てのカメルーンファンドに遅延があるわけでなく、しっかりと回収した償還実績を持つファンドがいくつもあるのが事実です。
しかも中には当初予定した利回りを大きく上回る実現収益率で償還した案件もあるので、このようなメリットからバランス良く、様々な投資ファンドに少額ずつ分散投資する事で、回収率を高く維持し続けることができるのではないかと考えられます。
カメルーンファンドの償還実績

▲実現収益率が22%で償還した事例
よって今回のカメルーンファンドの件を通して投資の仕方・見方を変える必要があるでしょう。投資である以上、リスクはつきものだと考えた上で、下記のような対策をとりながら投資していくことをおすすめします。
対策1:投資期間の短い案件を選ぶ
投資した後に何が起こるかは誰もが事態を予測できないもの。そのため、投資する際には投資の運用期間が短いものを選ぶのも一つの手段です。期間が短ければ、遅延するような原因に当たるリスクを軽減することができると考えられます。
対策2:カメルーンファンドに対して分散
クラウドクレジットでは高利回りから人気の高いカメルーンファンドですが、その種類も豊富です。1つの投資ファンドに多額の投資をするのではなく、いくつもの投資ファンドに少額ずつ資金を分散することでカメルーンファンドのリスクを抑えることが可能となるでしょう。
対策3:様子を見て少額投資にする
実際に投資をすることで、どれくらい回収できるか体験することができるので、様子を伺うという面でも投資額を少額に抑えてカメルーンファンドの投資状況を見てみるのも1つの手段だと言えるでしょう。分析ばかりだと投資のタイミングを逃したり、回収率を見定めることも難しくなることがあるので、まずは1万円からでも投資してみるのも1つの手段です。
よって同じソーシャルレンディングでも国内にとどまらず、海外の高利回り案件に投資できるというチャンスがあるのがクラウドクレジットです。何度も言うように、もちろん投資なのでリスクはありますが、高い実現収益率を目指す投資の面白さを味わいたいという方は、国内の案件と分散して投資するのをおすすめします。
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