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どっちに投資する?クラウドクレジット為替ヘッジありなし案件の違い

カテゴリ:クラウドクレジットの業者情報!口コミ・評判まとめ

どっちに投資する?クラウドクレジット為替ヘッジありなし案件の違い

日本で初めて海外の案件に特化した投資型クラウドファンディグ(ソーシャルレンディング)サービスを展開したとして、投資家の間でも今注目を集めている業者、クラウドクレジット。当サイト管理人もクラウドクレジットのセミナーに参加させて頂きましたが、大変興味深い話を色々聞く事ができました。

その中で最も興味深かったのは、担保を設けないリスクヘッジです。案件の中には実質、自動車やタイヤなどを担保として設けている場合などがありますが、クラウドクレジットは「小口分散」を行って、万が一貸倒れが発生した場合でも損益が出にくい仕組みとなっています。

▼小口分散の解説は下記のサイトを参照
クラウドクレジットの貸し倒れ状況とリスク軽減方法を徹底解説!

また、リスク面で言うと国内の企業を出資先としている投資型クラウドファンディグ業者と異なり、クラウドクレジットの場合は国際投資になるため「為替リスク」の問題があります。為替取引の経験がある方は分かると思いますが、ここでは投資型クラウドファンディグ初心者のために、クラウドクレジットの「為替ヘッジあり」「為替ヘッジなし」の案件の違いについて解説していきましょう。

為替リスク、為替ヘッジとは?

まず、為替リスクとは外国為替レートが変動することに差益や差損が発生するリスクの事を言います。そして、その損益を抑制するための方法が為替ヘッジです。

クラウドクレジットは投資時に日本円を外貨に換金して投資を行っているため、分配時に外貨から日本円に再度換金する際、日本円の価値が最初の換金時より上がっている場合(円高時)に損失が発生してしまいます。

クラウドクレジットの日本円換金スキーム図

これではせっかく投資型クラウドファンディグを通して発生した利益も、為替リスクの影響で投資家の手元に分配される金額が減る可能性があるため、クラウドクレジットには「為替ヘッジあり」の案件と、「為替ヘッジなし」の案件が用意されているわけです。

こう言うと、「それなら最初から為替ヘッジありの案件を選べばいい」と思うかもしれませんが、その説明をする前に、もう少し具体的に円安・円高での損益とはどのようなものか見てみましょう。

円安・円高での損益例

例えば、1ドル=100円の時に、1000万円課金すると換金後の額は10万ドルになります。すぐに日本円に課金し直せば、1ドル=100円というレートが変わらない限り、日本円の1000万円に戻す事ができます。

しかし、1年後、2年後の課金レートが日本円から課金した時と同じという保証は何処にもありませんよね。そのため、為替レートが変動すると下記のような損益が発生します。

●1年後、1ドル=110円になった場合
この場合、円安となり10万ドル=1100万円となる。(1ドルにつき10円の利益が発生)

●1年後、1ドル=90円になった場合
この場合、円高となり10万ドル=900万円となる。(1ドルにつき10円の損益が発生)

上記の円高による損益が為替リスクです。そして、このようなことを避けるためのものが為替ヘッジです。為替へッジの具体的な方法としては、主として為替予約というものが取られます。

この為替予約というのは、買った時に売る価格を「100円を1ドルとして売る」というように予約しておくものと考えると理解しやすいでしょう。このため、円通貨は解約日において確定するので、運用が円の値動きに関係なく行えるということです。

クラウドクレジットの為替リスクに対する為替ヘッジ例

ここまで説明すれば勘の良い方は気がついたかもしれませんが、為替ヘッジの最大のメリットとしては、為替ヘッジを行うことで先にご紹介したように円高による損失を防ぐことができ、投資が円の値動きに関係なく行えるということにあります。

一方、為替ヘッジのデメリットとしては、為替ヘッジを行うためにコストが掛かること。そのため、為替ヘッジを行わない方が場合によっては儲かった、というようなことが考えられますし、同様のことが円安になった時にも当てはまります。

円安時に損をするというのは、「100円を1ドルとして売る」と決めているため、仮に円安になって多くのリターンが得られる場合でも、予約していた影響で「1ドル=100円」でしか課金することができない。要するに、発生する損益(貰えるはずの利益が貰えない損益)です。

クラウドクレジット為替ヘッジありなし案件のメリット・デメリット

ここまでの結論として、為替ヘッジにはメリット・デメリットがあり、一律にどちらがいいとは言えません。しかし、どちらかと言えば、円高になった時に儲けが非常に少なくなる可能性はあるが、逆に円安になった時には非常に高い儲けを獲得できる場合がある「為替ヘッジを行わない方」がハイリスク・ハイリターンであると言えるでしょう。

クラウドクレジットの投資案件の強みとは?

クラウドクレジットの為替ヘッジあり案件の強み

上記で説明したように、クラウドクレジットでは為替ヘッジありの案件と為替ヘッジなしの案件がありますが、一般的に、為替ヘッジありの案件は「海外債権投資」向きで、為替ヘッジなしの案件は「海外株式投資」向きだと言われています。

では、どうして為替ヘッジありの案件は「海外債権投資」向きで、為替ヘッジなしの案件は「海外株式投資」向きだと言われているのでしょうか?

それは株式市場は常に大きな変動を見せており、海外株式投資の場合は為替ヘッジをしなくてもリスクに与える影響はそれほど大きくないからです。その一方で、海外債券投資の場合は、株式と比較して債券そのものの価格変動は大きくない場合が多く、日常的に資産価値が下がったり上がったりすることに対する影響は為替レートの変動がほとんどとなります。

このようなことから、海外株式投資では取引を複雑にしないために為替ヘッジを行わない、海外債券投資においてはリスクと儲けの関係がよくなるよう、為替ヘッジを行うという違いがあるようです。しかし、その場合に懸念されるのが“似たような案件”にしか投資できないこと。

投資家からすると「リスクは高いがリターンは大きい」「リスクは低いがリターンは少ない」と、投資案件は状況によって選べるに越したことはありません。そこでクラウドクレジットが行っているのが、投資家がリスクやリターンに合わせて投資案件を選べるような投資案件の提供です。

先程お話したように、もちろん「海外債券投資」「海外株式投資」には為替ヘッジをした方がいいのか、しない方がいいのかという向き不向きはあります。しかし、常に同じパターンで案件を選ぶのでなく、投資家が自分に合った案件を選べるように、リスクとリターンの関係性を考えながら案件の目利きを行っているのがクラウドクレジットの強みです。

為替ヘッジのメリット・デメリットからみる投資案件の選び方

為替ヘッジのメリット・デメリットからみるクラウドクレジットの投資案件の選び方

そんな投資案件が選べるクラウドクレジットですが、それでもやはり悩むのが「為替ヘッジありの案件」と「為替ヘッジなしの案件」のどちらに投資するかではないでしょうか?

答えはシンプルで、「自分が投資家としてどちらを求めているか」次第です。例えば、為替ヘッジありの案件のメリットとしては、為替リスクが軽くなるので安全性が高くなる。そのため、最終的な利益より安全性を要求する場合は為替ヘッジがありの案件がおすすめでしょう。

逆に、為替ヘッジありのデメリットとしては、手数料がかかるので儲けが少なくなってしまう。そのため、会社の信用性がある程度あればリスク面は度外視するという具合に、儲けができるだけ欲しい場合は為替ヘッジなしの案件がおすすめです。

ただ、これから投資を始めるという方は、リスク面を配慮して「為替ヘッジあり」の案件から始めてみると良いかもしれません!まずは少額でもしっかりと利益を手元に残すということを念頭に置き、出来るだけ安牌な投資先を選ぶように心掛けましょう。

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